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take 2 steps forward to the best shot

振り返らない男の振り返り2014

 

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基本、振り返ることをしないポジティブおやじなんだけど、

12月も半ばに差し掛かってきたので

2014年をちょっとだけ振り返ってみようかと(早い?)。

今年は、去年モトシさんから借りてそのまま貰った状態になっている

ヤシカElectro兄弟の2台に加えて、

バルナックライカとオリンパスOM1も手に入れ、

古いフィルムカメラが一挙に4台体勢となった。

月に1本くらいのペースで楽しめたらイイなぁ、と思っていたんだけど、

これまでに11本、現像中が3本、カメラに残っていてもうすぐ撮り終えるのが1本。

計15本だからまぁまぁかな。

デジタルとはひと味違う「撮る楽しさ」「仕上がるまでのワクワク感」を

再認識した1年だった。

その中で、自分で一番気に入っているのが、

モノクロ別館にアップした「老人と犬」。

いつもの散歩途中の公園で、

何かを物語っているよう1人と1匹の背中に目がとまり、

「振り返らないで〜」と思いながら撮った1枚。

 

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次点も別館のフィルム写真から。初ライカの記念すべき1ロール目、

慣れずに失敗作が多かった中でイイ雰囲気だなぁ(モデルの二人が)ということで。

 

デジタルの方は、去年からちっとも進歩していない

(というかコレっていう1枚はなかった)から振り返るほどでもないんだけど、

モルディブで撮った星景写真はお気に入り。

ピントも露出も現像もダメダメだから、まぁ努力賞ってことで。

またリベンジしよー。

 

 

 で、去年の振り返りは……

月1枚ずつのマイベストみたいに自己マン写真を

恥ずかしげもなくズラズラ並べて今見ると実際恥ずかしいから、

今年は上の3枚だけにして、趣向を変えて「人のフンドシ作戦」。

 

いつも愛読している人のフンドシもといブログの中から

「今年心に残った作品」を紹介しようと。

といってもたくさんありすぎるので、はてなブログで知り合って

リアルに会ったことのある写真仲間だけに絞ってみた。

あ、ランキングじゃなくて順不同ね。

 

 

1枚目は名古屋のケイスケ(id:keisuke9498)さんの作品。(なんか欽ドンみたい)

石像とか廃駅とか怪しい写真も魅力たっぷりなんだけど、

お子さんを撮った日常のワンシーンがとっても素敵で、心がとっても温まる。



 

次は先日長男が誕生して親バカ全開モードのモトシ(id:motosix)さん。

「my wife」シリーズが特にお気に入りで、なんていうか、

11月22日に表彰したくなるような、イイ感じの夫婦像がナチュラルに写っていて、

幸せな気分にしてくれる。



 

じぇみ@しんかんせん (id:gemini_goldst)くんは、

ネコ写真が多いんだけど、ネコ派じゃないからこの一枚。

あ、断じておばちゃん派でもないからね。

変に狙っていない(本人は狙っている?)自然体の写真が多くて、

この笑顔もたまんないねー。



 

続いて麻布界隈を撮り歩いているハイソなタカヒロid:takahiro91)さんのコレ。

光をセンス良くとらえたモノクロ写真はどれもカッコいいんだけど、

おねーさんの白いハイヒールにやられた。

フィレンツェの裏通りと言っても分から…カタカナでばれるかw



 

とてもお洒落な感性で、

瞬間をさりげなくカッコ良くとらえるヒデ(id:hidekopon)くん。

この夕景も素晴らしかったけど、幻想的な霧の写真が個人的イチ押し。



 

オオトリは、さすらいのDJイチローid:ichiro_s)さん。

とにかくどの写真もカッコよくて、

真似をしようと試みたこともしばしば(そのたびに玉砕w)。

最後までマレーシアのこの1枚と迷ったけど、台湾の空港の写真を。

普通の広角でも難しいと思っているのに、

ウルトラワイドヘリアーっていう文字通り「超広角」で表現されたこの迫力、

美しさにはもう参りました。空港設計者が泣いて喜びそうな1枚だよね。



 

こうやって見ると、デジタルとかフィルムとか、

カラーとかモノクロとか関係ないね。

なんかイイなぁ、と感じて心に残ったモノが

自分にとっての「イイ写真」だってこと、それだけ。 

はてなで読者になっているブログや、リンクさせてもらっているブログなど、

まだ実際にはお会いしたことのない方々の写真にも、

たくさんの「心に残る1枚」があった。

また来年もそんな写真を楽しみにしていますので、皆さんどーぞよろしゅ〜に。

っていうか、皆さんにそう思ってもらえるように精進しますので、

どーぞよろしゅ〜に。

 

えーと、たくさん褒めたので、誰かクリスマスプレゼントに

コレとは言わないからコレください。

   ↓ ↓ ↓

 

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↑モノクロ別館やってます

優駿や兵どもが夢の跡

 

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昨日に続いて馬のお話。目黒お散歩ブログなので、たまには地元の歴史なんぞを。

東京優駿日本ダービー)が最初に開催されたのは、1932年(昭和7年)ってウチのオヤジが生まれた年だ…なんてことはどーでもよくて、今の府中競馬場じゃなくて今はなき目黒競馬場だったんだよね。

記念すべき第1回の優勝馬はワカタカという馬で、写真の記念碑はその父であり6頭の優駿馬を生み出した名種牡馬トウルヌソル。

地図を見ると、その第1コーナー〜第2コーナー〜バックストレートの一部が生活道路として残っているのが分かる。といっても馬場じゃなくて外周路らしいんだけど、こんな感じ ↓

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上の写真は、東京優駿のスタート地点だった(たぶん)第2コーナーからバックストレートにかけての名残。80年以上も前に、ここからサラブレッドが猛ダッシュしたんだね。

競馬場そのものは1907年(明治40年)開業していて、昭和に入る頃には住宅事情や諸々の理由で運営が困難になり、目黒での東京優駿はわずか2回の開催で府中に移ることになったわけ。で、目黒競馬場は取り壊されちゃうんだけど、みんな忘れないでねーってことで、それ以来「目黒記念」っていうGIIレースが東京優駿と同日の最終レースとして開催されているんだとさ、めでたしめでたし。

競馬かぁ……あれは93年だったかな、ホクトベガノースフライト万馬券を獲ったエリザベス女王杯以来やっていないけど、艶やかで引き締まった馬体が躍動する姿には今でも目を奪われる。馬術もそうなんだけど、お馬さんたちはみんな美しくて目がかわいいから大好きだなー。

↓ 競馬好きだったころに読んだ本。ギャンブル的な要素はほとんどなくて、競馬ファンじゃなくても楽しめるおすすめの1冊…上下刊だから2冊か。

優駿〈上〉 (新潮文庫)

優駿〈上〉 (新潮文庫)

優駿〈下〉 (新潮文庫)

優駿〈下〉 (新潮文庫)

ダビスタも久々にやってみたいから新作予約しちゃおうかな。って3DS持ってない…

 

OLYMPUS OM-1 + F.Zuiko 50mm F1.8 +ACROS100]

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↑モノクロ別館やってます

悪臭のシンフォニー

 

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先週土曜日の朝、消毒っぽいような、ビニールを燃やしたような、なんとも不快な臭いが部屋に広がった。わが家にはクーラーがないから、この時期は窓を開けっ放しにしている。そのせいで、近所で何かを燃やしたり、工事で塗装をしたりすると、モロに影響を受ける。

そのときも、「また近くで何かを燃やしているんだろう」くらいに思っていたんだけど、臭いがさらにキツくなってきたのでふと風上のキッチンを見たら、黒いススのようなモノが舞い上がっている。うわっ、火事か! と窓に近づいてみると…

悪臭とススの元凶は、なんとわが家の冷蔵庫。 

ウチかよっ!

コンセントを抜いて、もう1台の冷凍庫に移せるものは移してから、ちょいとネットで調べてみると、どうも2年ほど前にリコールされた機種らしい。ふつーは気づくんだけどね、ちょうど恒例のロングバケーションに出掛けたときにリコール発表されたみたいだから気づかなかったんだろうな、って旅行中に発火していたらヤバいじゃん。

メーカーとやりとりした結果、もはや部品交換や修理では対応できない状況になっているということで、翌日の日曜に新品と交換してくれることになった。

10年選手の冷蔵庫が新しくなったのはイイんだけどさ、リコール後から今日まで5回も長期不在があったことを思い出すと……何となく こ〜わ〜い〜♪

 


哀愁のシンフォニー - YouTube

 

※写真はウチの部屋じゃなくてどっかのショールームなのであしからず。

OLYMPUS OM-1 + F.Zuiko 50mm F1.8 + ProFoto XL100]

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